シリアで行われた化学兵器の使用が疑われる攻撃について、
G7=主要7か国の首脳は、結束して、最も強い表現で非難するとした声明を発表し、
アメリカなどによる軍事攻撃は「化学兵器の使用を抑止するための努力」として完全に支持するとしています。

それによりますと、シリアで行われた化学兵器の使用が疑われる攻撃について、
「化学兵器禁止条約の明白な違反であり、国際平和と安全に対する脅威だ。
アサド政権による化学兵器の使用は過去に確認されており、
現地の人々の服従を強制する戦略を非難する」として、
G7=主要7か国の首脳は、結束して、最も強い表現で非難するとしています。

そして、アサド政権に対し、アメリカなどが行った軍事攻撃について、
「化学兵器の使用能力を低下させ、将来の使用を抑止するために行った努力だ。
限定的で、必要な対応であり、
化学兵器の使用に対する国際規範を堅持するための外交上のあらゆる選択肢を尽くした後にとられたものだ」として、
完全に支持するとしています。

アメリカなどによる軍事攻撃をめぐっては、
ロシアや中国が「違法で許されない」などと厳しく批判しており、
G7各国とロシア・中国両国との対立が一層深まることが予想されます。

■G7 - ウィキペディア
G7(ジーセブン)は、英語: Group of Seven の略で、
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7つの先進国のことである。

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180417/k10011406891000.html