【1月22日 AFP】
米連政府の予算失効のあおりで一時中断されたニューヨークの観光名所、
「自由の女神像(Statue of Liberty)」の一般公開が、22日に再開する運びとなった。
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)知事が運営経費を州が肩代わりすると発表した。

 米国では議会でつなぎ予算の採決ができなかったことから、
自由の女神像を含む多くの政府機関が20日に閉鎖に追い込まれていた。

「われわれは自由と機会のシンボルの明かりが消えるのを傍観しない」。
クオモ(Andrew Cuomo)知事は21日、ツイッター(Twitter)にこう投稿し、
州が公開継続のための資金を手当てできたことを明らかにした。

 民主党のクオモ知事は、像がある公園の閉鎖は「州経済の原動力の一つを危機にさらすものだ」と懸念を示した。

 知事によると、連邦職員支払う1日当たり6万5000ドル(約720万円)を州が用意する。

 リバティ島(Liberty Island)にある女神像と近くのエリス島(Ellis Island)にある博物館には、
年間およそ450万人が訪れる。(c)AFP

画像:米ニューヨークの自由の女神像(2016年9月27日撮影)
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AFP
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