林業試験場の女性室長、閉じ込められ熱中症で死亡・・2009年3月

・22日午前0時15分頃、鳥取市河原町稲常の鳥取県林業試験場にあるコンテナ
型の木材乾燥機の中で、同試験場木材利用研究室長の大平智恵子さん(45)が
倒れているのを捜していた姉が見つけた。大平さんは既に死亡していた。

鳥取県警によると死因は熱中症で、中に入って木材の検査中に何らかの原因
で出入り口のドアの鍵が開かなくなり、閉じこめられたとみている。


内部の温度は55℃、湿度71%に設定され、ドアには大平さんが壊そうとした
際に付いたとみられる傷が付いていた。

大平さんは同日午後3時頃、家族に乾燥機内に杉材の状態を確かめに行くと言
って自宅を出ていた。死亡推定時刻は午後7時頃だった。

試験場の事務所に大平さんの携帯電話が入ったバッグが置いてあり、
閉じこめられた後、外部と連絡ができなかったらしい。