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全身の90%をタトゥーで覆っている男がいる。男性器にも、目玉にもタトゥーが入っているのだ。
そこまでタトゥーを入れた理由は、慢性痛から気をそらすためだという。
彼は2000年に受けた手術の影響で、昼夜痛みに悩まされていた。
その苦しみから逃れるため彼はこれまで1000時間と10万オーストラリアドル(約880万円)をかけてタトゥーを入れてきたのだ。
タトゥーを彫る痛みが、慢性痛をやわらげるという。海外メディアMETROが伝えた。

 彼、タットボーイ・ホールデン(48)は、オーストラリアのアデレード出身。タトゥーが理由で職探しは簡単ではないと認める。
以前は信用調査係として働いていたホールデンだが、無職でもタトゥーを入れたことは全く後悔していないという。

 「服薬のせいで副作用があり、手術を数回受けた後、神経が損傷し治すことができませんでした」
「その時点でタトゥーは幾つか入っていたけど、タトゥーが痛みのセラピーになるとわかったんだ」。タトゥーにより慢性痛から注意をそらすことができるという。

 「(タトゥーは)痛いけれど、自分の狙いでそうなっている。慢性痛は結局戻ってくるけれど、その時は解放されるんだ」と語る。
なおタトゥーが一番痛いのはまぶたと鼻、そして自明だが男性器も相当痛かったそうだ。
また彼は舌先を二つに裂くスプリットタンや、頭にボルトを複数個埋め込むなどもしており、今後ホラー映画への出演が決まっている。

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