「おぼれて」しまったスティーブ
https://www.cnn.co.jp/storage/2017/07/19/4e3377417e60f456f906266e88fdcb37/security-robot-drown.jpg

米首都ワシントンの商業施設をパトロールしていた防犯ロボットが、階段を踏み外して噴水の池に転落しているのが見つかった。

「スティーブ」と名付けられた防犯ロボットは17日、ワシントンのジョージタウン地区にある川沿いの商業施設「ワシントン・ハーバー」で、噴水池に転落した。
ツイッターには池の中に倒れて水につかったロボットの写真が投稿され、「自分から身を投げた」というコメントも。
何者かが関与したのか、それともスティーブが自分で転落したのかは分かっていない。

スティーブは同施設でパトロールを始めたばかりだった。デビューを紹介するフェイスブックの12日の投稿では
「多彩な防犯能力」をうたっていたが、水中の防犯対策は含まれていなかったらしい。
デビューからわずか数日で起きた事故に、「幸せで元気そうな様子だったのに」とスティーブをしのぶ声も寄せられた。
一方で、「私のオフィスビルの近くに防犯監視ロボットがいる(すごく薄気味悪い)。今日は人類の勝利」という投稿もあった。

スティーブのような防犯ロボット「ADM」を製造しているナイトスコープ社によると、
ADMは何台ものセンサーを使って自分のいる場所を認識し、安全な経路をたどって走行する。耐久性は高く、破壊行為にも対抗できるという。

https://www.cnn.co.jp/tech/35104433.html?tag=top;subStory