米国防予算案、10%の大幅増=戦闘へ即時対応強化

【ワシントン時事】米国防総省は23日、2018会計年度(17年10月〜18年9月)の国防予算案を発表した。
基本予算は要求ベースで前年度比約10%増の約5745億ドル(約64兆2000億円)。
トランプ大統領は国防費を「歴史的に増やす」と明言し、約1割増の方針を掲げてきたが、今回の国防予算案では「戦闘への即応態勢強化」に重点を置き、公約通りの大幅な伸びとなった。

トランプ氏は軍事面で過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦を最重視している。
基本予算と別に戦費に充てる「国外作戦経費」は、前年度比0.6%減の約646億ドル(約7兆2000億円)にとどまったが、IS掃討作戦費としてその約5分の1に当たる約130億ドル(約1兆4000億円)を充て、前年度から大幅増とした。 
 
また核・ミサイル開発で挑発を続ける北朝鮮の脅威などを念頭に、ミサイル防衛局の予算として、前年度比3億7900万ドル増額の79億ドル(約8800億円)を計上した。
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▽引用元:時事ドットコム 2017/05/24-11:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017052400439&;g=int