武力紛争で2.3万人死亡、世界2番目の犠牲者数 メキシコ
2017.05.10 Wed posted at 11:17 JST

(CNN)?メキシコで麻薬戦争による2016年の死者が2万3000人に上り、武力紛争による犠牲数としては内戦が続くシリアの5万人に次いで世界で2番目の多さになった。英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)が9日に発表した年次調査報告書で明らかにした。

IISSによると、メキシコの紛争は小火器を使った殺人が大半を占める。同国の紛争による死者は、イラクやアフガニスタンを上回るにもかかわらず、マスコミや国際社会に注目されることははるかに少ないと専門家は指摘している。

紛争による2016年の死者はイラクが1万7000人、アフガニスタンは1万6000人、イエメンは7000人だった。

メキシコの死者は2014年が1万5000人、15年が1万7000人と、増え続けている。16年は麻薬密売組織同士の抗争が激化する中、32州のうち22州で殺人事件が増加した。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---

▽引用元:CNN.co.jp 2017.05.10 Wed posted at 11:17 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35100917.html