現在放送中のアイドルアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』にて、唐可可(タン・クゥクゥ)役を演じている声優・Liyuuがリアル可可≠セと話題に。中国出身である彼女の、独特すぎるワードセンスに注目が集まっている。

Liyuuは「ラブライブ!スーパースター!!」発の5人組ユニット『Liella!』のメンバーとしても活躍中。YouTubeの『ラブライブ!』シリーズ公式チャンネルでは、「Liella!」のメンバーがさまざまな企画に挑戦する動画や、作品をPRする生配信などが公開されている。

そんな動画でひときわ異彩を放っているのが、Liyuuのオリジナリティーに溢れた日本語。たとえば私服コーデバトルのロケ企画に挑戦した際は、自身がセレクトした全身コーデのポイントについて「そんまクゥです」と語っていた。どうやら可可を意識したコーデのようで、「そのままクゥクゥ」を略して「そんまクゥ」になったらしい。

他にも「アクセサリー」のことを「カセッサリー」と言い間違えたり、さまざまな名言を連発。ちなみに「ラブライブ!スーパースター!!」が放送される前も、『ブイ子のバズっちゃいな!』という番組で「圧倒的な媚びへつらい」という名言を残していたりするので、アニメに合わせてキャラを作っているわけでもないようだ。

ワードセンスだけではないLiyuuと可可の関係

「ラブライブ!スーパースター!!」でLiyuuが演じている可可も、作品内で「チョコワタルシミ(染みわたるチョコ)」といった迷言を言いがちなキャラクター。そのため、SNSなどでは《りーちゃんがリアル可可ちゃんみたいだ》との声が多数。また時折直球すぎる毒舌でメンバーにツッコミを入れるところも、可可っぽさに拍車をかけている。

ただ彼女のリアル可可≠ネ部分は、独特なワードセンスに限ったものではない。もともとコスプレイヤーとして活躍していたLiyuuは、中国にいた頃から日本のアニメが大好きだった模様。かつて人気コスプレイヤーとして『Woman type』のインタビューを受けたLiyuuは、「どのキャラクターになる時が一番あがります?」という質問に、『ラブライブ! サンシャイン!!』のキャラクターだと答えていた。また2015年には、中国の動画共有サイト『Bilibili』で、『μ’s』メンバーの声真似をしながら1人9役で歌う動画を公開したのだが、「ほぼ完コピ」だと絶賛されている。

以前から「ラブライブ!」シリーズが大好きで、「ラブライブ!スーパースター!!」への出演を果たしたLiyuuは、やはり可可と重なるものを感じずにはいられない。まだ日本のネット文化には疎いのか、危ういネットスラングのコメントを生放送で拾ってしまうこともあるが、変な炎上に巻き込まれずに活躍してくれることを祈るばかりだ。
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