2020年04月25日 アニメ マンガ

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は「さよなら絶望先生」「かってに改蔵」などで知られる久米田康治さんのマンガが原作のテレビアニメ「かくしごと」です。村野佑太監督に作品の魅力などを語ってもらいました。

 −−作品の概要と魅力は?

 愛娘に自分の職業を隠そうと奮闘する下ネタマンガ家・後藤可久士と、その娘である10才の天然少女・後藤姫の日常を、マンガ家のあるあるネタを交えつつ描くハートフルコメディ−です。

 親子の楽しい日々を映した「姫10才編」と共に、父親を喪失した未来を描いた「姫18才編」も同時に進行し、ドラマものとしてのミステリー要素もはらんでいます。

 二つの時間軸が交わる最終回に向けて進行していくエピソードは、おかしくもどこか目の離せない緊張感を帯びていると思います。

 −−アニメにするときに心がけたことは?

 原作の風味を最大限活かすために、雑味を加えない作業を心がけました。誰が見ても久米田康治先生の描かれた作品だなと感じてもらえるよう、キャラクターの表情や背景の色彩に至るまで原作に忠実に再現しています。「悩んだ時、答えは全部原作マンガの中にある」とスタッフには常々話をしていました。

 映像のテンポ感も、切れ味は保ちつつちゃんと腰を落ち着けて見れるように、とがった演出をし過ぎないようコントロールされています。「楽しく・見やすく」を目指した作品です。

 −−作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?

     ===== 後略 =====
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https://mantan-web.jp/article/20200424dog00m200026000c.html