2019年8月28日 15:49

サンドロビッチ・ヤバ子が原作を務める「ケンガンアシュラ」と「ダンベル何キロ持てる?」の同時アニメ化を記念したコラボイベントが、去る8月22日に東京・Loft9 Shibuyaで開催された。

「サンドロビッチ・ヤバ子作品、同時アニメ記念!『ケンガンアシュラ』vs『ダンベル何キロ持てる?』 〜筋願仕合 アンタもデカいバルクかい?〜」と題された今回のイベントには、サンドロビッチ・ヤバ子、両作品の立ち上げから関わる担当編集の小林翔氏、「ダンベル何キロ持てる?」で紗倉ひびき役を務めるファイルーズあいが出演。イベント後半ではサプライズゲストとして「ケンガンアシュラ」の岸誠二監督や十鬼蛇王馬役の鈴木達央、理人役の金子隼人も加わり両作品や筋肉にまつわるトークを繰り広げた。

イベントは二部制で、前半は「ダンベル何キロ持てる?」、後半は「ケンガンアシュラ」が4択クイズに沿って紹介されていく。クイズではファイルーズの原作愛が炸裂。「アニメ第1話でひびきが食べていないものは?」という問いではひびきがステーキを食べているのは2話だと見抜き、「奏流院朱美がアニメ3話で作ってきた弁当のカロリーは?」と問われると、弁当のおかずをすらすらと言い当てていき「原作ではなかった焼き鮭がアニメで追加された」と解説までしてみせる。

また「原作で『ダンベル』『ケンガン』両方に登場したキャラクターの内、アニメ『ダンベル』に登場しないのは?」という問題では、ヤバ子が「権利関係で出ないんじゃないか」と訝しんだモッキーが話題に。同キャラクターがアニメ「ダンベル何キロ持てる?」に登場することが明らかになると、ファイルーズは「『あの方がモッキーのために来てくれたの?』と驚くような声優さんが来てくれた」と期待を煽った。

そうしたクイズの合間には原作の裏話も語られていった。ヤバ子と小林氏によると、「ダンベル何キロ持てる?」のプロトタイプでは「奏流院さんの華麗なる筋トレ」というタイトルで朱美が主人公だった。しかし読者の視点になるキャラクターを入れようと決まり、現在の主人公であるひびきが作られたという。

後半の「ケンガンアシュラ」パートは「ファイルーズあいが一番好きなタイプのキャラクターは?」という問題からスタートする。ここでも彼女は正解として画面に登場した英はじめに投げキスを飛ばし、「英はじめはキャラクターとして好き。王馬は男として好き」と宣言。さらに1月に開催された「ケンガンアシュラ」先行上映会に1ファンとして参加した思い出を語るなど、随所で原作への愛を滲ませた。

続くオープニングアニメに関するクイズの最中には、ステージに監督の岸誠二が登場。監督が作品へのこだわりを語っていると、ドリンクをこぼしたため自然と上着を脱ぐ流れに。すると上半身裸になった彼はステージの前面に立ち、1年半のトレーニングで鍛え上げた筋肉をアピールするためにポージングを連発。その見事な肉体美に、ステージ上のファイルーズからは「よ、背中にクリスマスツリー!」などと歓声が飛んだ。

     ===== 後略 =====
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