この名シーンが好きだわ・・・


 
この物語はタイプこそ違えど走りに情熱を注ぎ、2輪に青春を捧げた二人の少女達の物語である
ある日、恩紗と共に峠を攻めていた凛は途中、不慮の事故に遭遇し、志半ばでこの世を去ってしてしまうのであった。

 
恩紗「最後まであんたとこのカタナを抜けずじまいか・・・これじゃ勝ち逃げじゃないか、バカヤロウ・・・」
 
 
恩紗はライバルあり、親友でもあった凛が風となって駆け抜けていった峠の坂道に凛の愛車、カタナを伴ってやって来た。そう、凛に別れを告げるために…
 
 
恩紗「このカナタとパーツは凛の血と汗の結晶だ、そんなバイクに私が乗れるか? 乗りたくない。知らないところで知らない奴が乗り回すのも嫌だ

   かといってガレージの隅で埃をかぶってるのを見るのもつらい・・・

   こうするのが一番いいんだ、このカタナはあいつと一緒に送ってやるんだ・・・、もっていきな凜」
  

凛の愛車のカタナに火をつける恩紗、カタナは炎上する。涙ながらに恩紗は凛に最後の言葉を告げる。
 

恩紗「私はあんたのことなんか思い出さない、すぐに忘れてやる・・・。 あばよ凛、そのカタナで地獄の鬼どもをぶっちぎれ!!」