第22回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門受賞作が発表された。優秀賞に選ばれた「宇宙戦艦ティラミス」の原作者である宮川サトシは、「相棒の伊藤亰先生と何度も握手して、今二人とも手がグニャグニャです」と喜びのツイートを投稿した。

第22回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で大賞に輝いたのは、韓国人漫画家のBoichiによる「ORIGIN」。優秀賞には、コナリミサトの「凪のお暇」、紗久楽さわの「百と卍」、齋藤なずなさんの「夕暮れへ」、そして、宮川サトシが原作、伊藤亰が作画を担当する「宇宙戦艦ティラミス」が選ばれた。

 「宇宙戦艦ティラミス」は、地球連邦政府と宇宙移民との抗争が激化する宇宙暦0156年を舞台としたギャグマンガ。本格SF作品のような重厚な画風と、日常生活で起こりえるような身近な笑いのギャップが人気を集めて、2018年にはテレビアニメ化と舞台化がされた。第22回文化庁メディア芸術祭で審査を務めた漫画家のみなもと太郎は、「これほど『超絶的画力』を無駄使いした贅沢な『おバカマンガ』は類がありません」と評した。

 受賞を果たして、同作の公式Twitterアカウントは、「さらに笑ってもらえるマンガをお届けできるように精進いたしますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!」とコメント。また、原作者である宮川は、「相棒の伊藤亰先生と何度も握手して、今二人とも手がグニャグニャです。支えてくれた担当C子氏、読者の皆様に感謝です。お上が認めた画力の無駄遣い、これからも頑張ります〜!」とツイートした。

(C)宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会

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