押井守監督の“企画”論 縦割り構造が崩れた映像業界で、日本の映画はどう勝負すべきか
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「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー2 the Movie」などエポックとなる作品を手がけ、アニメーションや映画に関する著書も多い押井守監督。自他ともに認める映像マニアであり、常に自覚的に映像をつくり続けてきた押井監督にとって、最近の映像業界はどのように映っているのだろうか。「監督にとって2018年はどんな1年でしたか」と聞くと、押井監督は淡々とした口調で語りだした。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部)
2018年の前半は仕事でかなり忙しかったんですよ。これから世にでる作品で、まだタイトルは言えませんが、ある実写作品の作業をずっとやっていて、2月ぐらいまでは脚本をバタバタと書きまくっていました。3月から本格的に撮影の準備をはじめて、4月末から5月にかけて撮影。それからいろいろと後始末もして、今年の前半はけっこう活躍したと思います。今年の後半はその逆で、まるっきりの空白状態。それゆえにいろいろ考えることはできたし、たくさん動画も見ることができた。その辺りも含めて面白い1年だったという感じですかね。
しかも今年の夏はあまりに暑かったから、6月以降は完全に記憶がとんでいるんですよ。ただ生きているだけでいっぱいいっぱいだったというか、何を読んで何を見たのかあまり覚えていない。覚えていることといえば、あまりに暑くて僕としては珍しく映画館に何度か足を運んだぐらいです。どうしても見たい映画が何本かあって、もちろん「ブレードランナー2049」(17)が本命だったんですけれど。「ブレードランナー2049」は、とにかくよかったですね。言いたいところはいろいろあったけれど、私(わたし)的には久しぶりに映画館で見るべき絵と音響の映画だと思った。10年に1本の映画と言うに相応しいできで、「メッセージ」に続いて、さすがにドゥニ・ビルヌーブ監督はすごいなと。
2018年の前半に実写映画を久しぶりに1本撮った経験と、その後半にさまざまな映像を見まくって考えたことで分かったのは、映画の仕事の中身が随分と変わってきたなということです。それも、ここ数年のあいだでドラスティックに変わったといっていい。映画に関わる人間は例外なくその大きな変化の渦中にいるわけだけど――。
その変化は何かというと、これまであった映画の縦割り構造が完全にくずれて、横割りになったということ。言い方を変えると、映画が必ずしも映像の仕事の一等賞とは言えなくなった。これまではある種のヒエラルキーとして、アニメでも実写でも劇場用の長編映画をつくるのがいちばん偉いんだという意識が、僕もふくめてどこかにあったと思うんですよ。それに続いてテレビやビデオの仕事があるっていうね。それが最近はネット配信というものが加わってきて、実は一昨年ぐらいから僕のところにくる話って、ほぼ配信がらみなんです。100パーセントといってもいい。僕がその方面に向いている監督なのかはおいておくとしても、明らかに映像の発注元が変わってきた。
映画をつくっている側からすると、「何をつくったら当たるか」がいちばん気になると思うんですよ。製作会社、プロデューサー、監督、それに関わる人たち……映画.comさんのようなメディアの人たちもそうだと思うんだけどさ。それが今は誰も予想がつかないわけだよね。これは、この間の「カメ止め(カメラを止めるな!)」のヒットとも関連する話なんだけど、何が当たって何が観客に求められているのか誰にも分からない。なぜそういうふうになってきたのかを、ずっと考えてきたんだよね。というのも、僕はまだまだ映画監督をやめる気はまったくないので、これからどうやって映画をつくっていこうかというとき、そうしたことを考えざるをえないと思ったわけ。「将軍は前の戦争で次の戦争を戦う」という有名な言葉があるとおり、どんな人間も必ず自分の成功体験に引きずられて、自分のやり方をなかなか変えられないものだからね。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー」を一緒にやった、僕のちょい下にあたる辻本(貴則)、湯浅(弘章)、田口(清隆)も、今はけっこう忙しくしていて、20年近くたって、ようやく映画監督として食えるようになってきた。といっても、辻本は「バイオハザード:ヴェンデッタ」(17)をやったあとに「ウルトラマンR/B」(18)を撮ったり、湯浅は深夜ドラマの「ワカコ酒」(15〜17。19年にSeason4放送)を撮っていたりする。映画監督の仕事も昔ほどシンプルではなくなって、何をやるか分からない部分があるんだよね。デビュー作で評価されても、すぐに次の映画が決まることが少なくなってきた。
続きはソースで
https://eiga.k-img.com/images/anime/news/107718/photo/171da81a9a049dbf/320.jpg
https://www.sankei.com/west/news/190102/wst1901020007-n2.html ナカチュウことなかじまちゅうじ先生が>>2ゲットだ!!
/) /)
/ 中 ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ●_ ● | < あらよっとズザー
_(〇 〜 〇 | \_________
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l | ☆ キャプテソ翼 | (´´
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(´⌒(´⌒;; ズザザーーーーーーーーッ
>>3 馬越!もっと漏れが描きやすいデザインに汁!!
そんでもってキサマは聖闘士星矢Ωやハートキャッチプリキュアでも描いてろ!!
>>4 生田目!デッサン崩れてるぞ!!
>>5 青山!手伝ってやろうか?(藁
>>6 桑原!イイ気になるなよ!!
>>7 大河内!へー、君、作監に(ry
>>8 河野!藻前の画は間違っている!!
>9 稲上!キサマは初代プリキュアでも描いてろ!!
ちなみにプリキュアシリーズの恥さらしともいうべきふたりはプリキュアSplash☆Star(笑)なんぞは描かんでいいっっ(笑)!!
>10 川村!ナターシャたん(;´Д`)ハァハァ 灰色の貴婦人をアニメ化シロォォォン!!!
実写化でも良いけどオレはうるさいぞ 過去の人間が偉そうに言ってもな
攻殻やらパトレイバーからどんだけ年数経ってんの?
つかどっちも原作ありきで、こいつのオリジナルじゃないじゃん >>6
押井の強さはレイアウトと企画の集約。
海外の評価見たら悲しいかな下の世代でなかなかろくなのいない。
新海はちょっとずれてるしね ――ではあまり好きではない作品はありますか?
押井:『(うる星やつら)オンリー・ユー』。大嫌いと言ってもいい。やっぱりなんかね、最初の大失敗というか。
僕がいままで映画十何本かやってきて、最初の処女作と言えばそうだけど、映画になってないなというさ。
そういう大反省をしたんで。だからやっぱりいまでも見るのはつらいし。それはスケジュールがなかったとか、
予算がなかったとかそういう問題以前になんかね、監督としての仕事ができてないなというさ、そういう感じが
しましたね。ちなみに原作者はあれが一番好きだというさ。その時点でもうすでに険悪だったんだけど。
『(うる星やつら2)ビューティフル・ドリーマー』のときは逆だったんですよね。向こうが怒っちゃったというか、
すごく不愉快だったらしいので。やっぱりその頃から原作者とうまく合わないという、そういう固定観念みたいに
なっちゃって。(『スカイ・クロラ』原作者の)森(博嗣)さんはだからとてもやりやすかったです。なにも言わなか
ったから シネコンでデジタル配信の時代だから、
「カメ止」みたいな超低予算の作品を、まずは超小規模で上映して
反応が良ければ、上映スクリーン数を増やしていくって流れが出来たような気がする。
エポックメイキング。 >>6
10を見ても分かるように、原作なんて押井にとっては下請け業者みたいなもので、
オリジナルが尊いという発想自体を持ち合わせていないと思う >>10
オンリーユーを途中で投げ出したのは誰なん? >>10を読んだだけで人間性に問題があるのがよく分かる 押井守は映画が売れようが売れまいが
評価が高かろうが低かろうが関係なく
次の仕事のオファーが来れば勝ち って考えの人だから 真に探偵に必要な能力は天才的なひらめきでもなければ緻密な推理力でもない
仕事をとってくる能力これただ一つにつきる >>21
大抵の仕事はそんなもんだよな
岡田マリーなんてなんでもやるから仕事が途切れない→名前が売れるの人だもんな >>8
海外は技術だけで評価してくれるからねえ
まあ押井は原作をアキラ的な枠に仕上げたから名前を残せただけで
センスが要求される日本じゃ忘れられはじめている カメラを止めるなはなんで今までこんな映画なかったの?ってレベルの発想だよな
先人がやり尽くしたから今いいもの作れないって言うのは言い訳かもな バカ政府が街中で使える火薬の制限を下げたから無理
アメリカみたいにビル買い取って爆破とかも無理
カーチェイスとかも自治体がNG出すから無理
日本で迫力ある映画なんか撮れん >>1
これはそのとおり
何年か前にあるプロデューサーが言っていたのは、
日本の映画で当たる可能性があるのは、
「売れている原作で、売れている役者をそろえて、名のとおった監督が撮る」の三拍子がそろうことだと。
当時は「本当かな?」と半信半疑だったけど、今は明らかに間違いだと思っている。
https://anime.eiga.com/news/107718/2/ >>18
別チームでやるはずがスタッフ集められなかった
そのせいで脚本の金春も書いてる途中で放棄
結局脚本も押井が仕上げてる
スタッフロールに押井が脚色で出てるのはそのため >>30
TVシリーズで忙しい押井CDが呼ばれて行ってみたら、
原作者が書いたエルのラフ画が数枚しか残っていなかった
少ない手駒をやりくりしながら、映画とTVシリーズをやり遂げた
翌年はTVシリーズ、映画BD、OVAダロスを三本同時進行で仕切る
押井監督は劣勢時の撤退戦や籠城戦の野戦指揮官こそが真骨頂だと思う キマイラどうなった?
ハズレ続き疫病神、夢枕の毒にあたったか? >>31
若い頃だから無理出来たけど今は無理だろうな
もう70歳が見えて来てる訳だし この人は理屈をつけるのが仕事みたいなとこあるんじゃないかな。
みんなバラバラでつながらないものをつなげて一つの売り物にする。
いうなれば、リリース請負人なんじゃないかなと。 アニメというのは、つながらないものだからね。
経済的な事情に起因するところも大きいとは思うけど、
あと、個性の強さだとかね、そういうのをまとめると。 ブサメンのコンプレックスを詰め込む技術に長けてるよねこの人
一言で言えば陰気
どんだけ作り込んでも結局陰気。
金だして陰気病見に行く客層がどれだけいることか。 >>29
クソアニメがあると大抵脚本ガー監督ガーになるけど実はプロデューサーがやらかしてることのほうが多いよな >>39
新海監督が売れっ子になれた一番の要因はプロデューサー ややこしいのは監督によっては理論武装してプロデューサーの言う通りに動かないタイプがいる
押井監督や高畑監督がそっちの部類 新海の『星を追う子ども』はそびえ立つクソだったからな
あそこから持ち直したのはすごいわ 結局、言いたいことは「俺のやりたいようにやらせろ。売れなくても文句言うな」だった
何が当たるか判らないから数射ちゃ当たる方式でいくしかないだろという責任放棄論 売れないが、赤字にもしないというのが押井のやり方だろ。
最近の作品の売り上げは知らんけど。 パトレイバーはエンターテイメント性なら最初の映画が1番だろ。
2、3からずっと映画なのに動かない会話シーンダラダラやりだす 映画を作る才能はないが企画で金を集める才能はあるという自虐かな >>16
満を持した筈の実写版パトレイバーが不発だったな 自分で実写やるなら好きにしたら良いが、アニメ漫画業界には関わらんでくれ 脚本に不倫ものやオフィス・ラブみたいな気色悪いストーリーを
混ぜ込むから、原作との違和感が半端じゃなくつまらなかったな。 >>13
原作通りの映画は二次創作だから、そんな映画を作る監督は二流。
原作を改変してオリジナリティを出すのが一流。
そんな風に考えてるんじゃないかな。
だから日本映画はつまらないんだよ。 >>36
今、悪い意味でも話題のSSSS.GRIDMANを押井がやってたらどうなってたかな
キャラもテーマも映像もストーリーも音楽も要素としては良い物がそろってたんだが、
とにかく詰め込んだだけでバラバラのまま何をやりたかったのか意味不明で終わってしまった印象がある https://youtu.be/5xpswsG5CYY
ILC Supportersスペシャルトークショー「押井監督×山下教授」篇 実写版は肩に人を乗せた状態でイングラムが拳銃をぶっ放すデモ映像を見て萎えた >>54
名前は忘れたがグリッドマンの監督は凄いと思う。だが口コミやソーシャルツールといったweb主体のトリガーの宣伝広告手法と、TV主体を前提とした円谷の宣伝広告手法は真っ向から対立するから
失速は避けられ無かったと思う。 >>55
年齢的にまだロレツがちゃんとしているのに安心だが
あまりにも正義感が過剰というか、飲み屋でオッサンがクダをまいてるのと
変わらないというか、セッキョーくせえ
全盛期のオシイはもっと虚無な感じだった >>41
鈴木敏夫ですら、押井に詰め寄られたら黙ってしまうからなw 高畑は理想を追い求めすぎるんだろうな
かぐや姫の物語の制作風景を伝える番組を見たら、恐ろしく手間がかかることをやってた
宮崎駿が「このままではいつまでたっても完成しない」と高畑不在中にアニメーターに手を抜くことをこっそり指示したほど
そして、高畑が帰ってくると元に戻されるw
そんな事をやっているからスタッフが体調を壊したこともある >>44
何が売れるか分からないから取りあえず数撃ちまくれというのは
エンタメにおいては真実だよー >>32
とりあえずキマイラシリーズを10巻ぐらいまで読んでからどうこう言ってくれ。
アレは80年代からの漫画やアニメなどに無茶苦茶影響与えてるぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています