■ 貴重な原画と木村氏のトークで“エメドラ”グラフィックスのルーツを紐解く

80年代後半〜90年代半ばにかけてパソコンやコンシューマゲーム機で大きな支持を得たRPGの名作「エメラルドドラゴン(以下、エメドラ)」の原画展が9月15日(土)に開催されます。
エメドラはさまざまな機種で発売されましたが、今回の原画展はPC-8801mkIISR以降版やFM TOWNS版といったパソコン版にフォーカスしたものです。
エメドラと言えば、広大なマップ、迫力のあるサウンド、AI戦闘など、さまざまな特徴がありますが、もっとも印象的だったのがビジュアル面でしょう。
魅力的なキャラクターと美麗なCGは当時の多くのパソコンユーザーを虜にしました。
今回の企画では、同作のキャラクターデザイン、ビジュアルを手がけたイラストレーター・木村明広氏の手による原画を展示します。
展示会当日の14:00〜15:00(予定)には木村明広氏のトークショーも開催。当時の貴重な話を聞けそうです。
2017年5月にインプレスが主催したトークショーでも木村さんに登壇いただき、原画も数枚持ってきていただきました。
手書き原画の魅力は今も褪せることなく、当時を知る方はもちろん、最近の作品で木村さんを知った方も楽しめます。
今回は初公開を含め、エメドラの原画がまとめて展示されるということで大いに期待できます。話し好きの木村さんのトークも見逃せません。
昨年のトークショーではPC-88で美しいCGを次々と発表した木村さんのテクニックや、当時の開発現場の裏話などが次々と飛び出しました。
まだまだネタはあるとのことだったので、今回はどんな話が聞けるのか楽しみです。

画像
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/img/ah/docs/1131/682/A2poster3.jpg

2018/07/07 00:30
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1131682.html