親が海軍将校で
何不自由なく育った兄13歳と妹4歳が
疎開して他所の家に預けられる

その家の家族は、戦中の厳しい環境を知っているから
小さい子供も含めて家族全員が働いていたが
兄は、そんなことも気にせず妹と遊び呆けていた

戦争で将校だった父が戦死し、兄妹に対する見舞金が届かなくなる
預かってた家族に、兄が働かない事に対し
小言を言うが、嫌気が指した兄は
妹を連れて出ていく

洞窟を住処にして、兄は火事場泥棒や畑荒らしと言った
犯罪行為を繰り返し、警察に捕まっている間に
妹が衰弱して死んでしまう
そこまで酷いことになっても兄は野垂れ死ぬまで
まともに働くことはなかった

これのどこが「命の物語」なんだ?