0001しじみ ★
2018/03/19(月) 16:04:27.33ID:CAP_USER「嘘つきキャラ」がテレビで人気になれば、米国ではドナルド・トランプ大統領が「フェイクニュース!」を連発する。
そして、ネットに溢れているのは、「嘘松」という言葉である。
主にツイッターなどでの嘘・誇張まじりの投稿、あるいはそうしたツイートを行う人を差す「嘘松」は、
今やネットスラングとしてすっかり定着した。人はなぜ「嘘松」をしてしまうのだろうか。識者に聞いた。
https://www.j-cast.com/assets_c/2018/03/news_20180316191748-thumb-645xauto-133897.jpg
■「おそ松さん」から転じて...
最近、話題になった「嘘松」といえばこのツイートだ。
◇「私の名字は日本でも珍しい『嘘松』といいますが、最近ネットで相手を嘘
つき呼ばわりするときに『嘘松』というものに認定するというトレンドがあるみたいです
『嘘松』という言葉は私のようにそれが名字の人もいます
悪いイメージで言い放つのはやめてください。お願いします」
2018年3月12日ごろから注目を集めたこの書き込み、15日現在アカウントごと消されてしまっており、
真偽のほどは定かではない。ただ、ネット上で確認できる各種の名字データベースには、
「嘘松」などというものは確認できない。「宇曽(うそ)」「宇曽谷(うそたに)」といった名字は実在するようだが......。
おそらくは「釣り」、つまりこのツイート自体が「嘘松」である可能性が高い。
「嘘松」という言葉は2016年に入って本格的に使われるようになったネットスラングである。
あるツイッターユーザーが自らの「目撃」したエピソードを投稿したところ、
現実離れした内容から「嘘ではないか」と叩かれ、その投稿者がアニメ「おそ松さん」のファンだったことから、
これをもじって生まれたのが「嘘松」だ。
現在では、広く嘘や誇張が含まれる「実話」「目撃談」を書き込む人、
あるいはそうした投稿そのものを「嘘松」と呼ぶのが一般的となっている。
J-CASTニュースがツイッターで行った簡易アンケートでは、
「嘘松を何度も目撃したことがある」とした人は73%(173票中)に達する。
■「いいね」のためなら嘘をつく→12%
よく「嘘松」といわれる投稿としては、
「街で見かけたイケメンが萌える言動をしていて悶絶した」といった腐女子系を筆頭に、
「横暴な言動をする輩を居合わせた人が正論でこらしめた」などのスカッと系、
「マニアックな趣味を他者(高齢者や外国人、ヤンキーなど)に肯定してもらう」などのオタク系、「家族の感動、
あるいは笑えるエピソード」を紹介する家族系などがある。
最近では、「電車内」「女子高生」「拍手喝采」などの嘘松にありがちなキーワードの分析も進み、
「嘘の嘘松」エピソードを投稿する「大喜利」まで行われるなど、状況はますますカオスになっている。
人はなぜ、「嘘松」に走るのだろうか。
しばしば説明されるのは、投稿者の「承認欲求」だ。
ネットセキュリティ企業「カスペルスキー」が2017年1月に発表した、
日本を含む世界18か国の男女を対象にした意識調査では、
ソーシャルメディア(SNS)で「いいね」を得られるのであれば、
12%が「実際には行っていない場所に行ったふりをする/していないことをしたふりをする」と回答した。
さらにITジャーナリストの井上トシユキさんは、
「話を『盛る』ということは日本のネット文化の、ある意味『基本』なんです」と分析する。
https://www.j-cast.com/2018/03/18323909.html?p=all
続く)