>>53
――やはり大川先生のアイデアは多く含まれていたり?
須藤:多いですね。特に第1話は色々なネタが入っていますし、そんな細かいところまで拾わなくても
……という部分も、ぶくぶ先生的には入れた方が『ポプテピピック』っぽいとアイデアをいただきます。
現場の人間的には、ぶくぶ先生の考えを最大限活かす方向性で進められていますね。

――特に第1話ではゲームのパロディネタが多数見受けられましたが、ああいうネタも大川先生のアイデアが
ほとんどなのでしょうか? それとも現場のスタッフの方のアイデアも?
須藤:あれはゲームパートを担当する山下さんが、最初に「こういうのをやりたいです」と挙げてくるんですけど、
明らかにヤバいものばかりなんですよ。
「山下さん、これはマズいですよ……」という話をしていて、そこから直していきました。
なので、そういったゲームのパロディはクリエイター側のアイデアも多いですね。

――手直しをした結果、それでもあの形になったと。
須藤:最初はそのままだったので、「山下さんの今後の為にも直した方がいい」という話をずっとしたような気がします(笑)。