■「一見地味だが“モノ”は最高」ワラスボ、佐賀牛など県サイトで

佐賀県は人気格闘漫画「グラップラー刃牙(ばき)」とコラボし佐賀の魅力を発信するサイトを公開した。
主人公はじめメインキャラクターは起用せず、漫画で登場頻度が低い玄人好みの渋いキャラが、
有明海で採れる珍魚ワラスボや佐賀牛、虹の松原など八つの名物をユニークに紹介している。

県担当者は
「一見地味ながら強烈な個性を持つキャラたちが、
 いいものを持っているがいまひとつ地味な印象の佐賀県の姿と重なった」と企画の意図を語り、
「県外の漫画ファンなどが佐賀に注目するきっかけになれば」と期待する。

「グラップラー刃牙」(作・板垣恵介)は1991年から週刊少年チャンピオンで連載、現在シリーズ作品を展開している。
主人公の範馬(はんま)刃牙が「地上最強」を目指してライバルたちと死闘を繰り広げるストーリーで、
緻密な筋肉の描写や迫力ある格闘シーンが人気だ。
単行本の発行部数はシリーズ4作で累計6300万部を超えている。

県のサイトでは、第1話で控え室に刃牙を呼びに来た脇役の男性が県産日本酒を楽しく紹介したり、
276話でちらりと登場した狩人が呼子のイカの魅力を解説したりしている。

企画は県の地域資源を発信する地方創生事業「サガプライズ!」の一環で、
「佐賀県 刃牙」で検索すると見ることができる。

写真:地方創生事業「サガプライズ!」の一環で佐賀県が開設した人気漫画「グラップラー刃牙」とのコラボサイト
http://www.saga-s.co.jp/images/article/2017/08/17/SAG2017081799000143_id1_20170817082011.jpg

コラボサイトはこちら
http://sagabaki.jp/

以下ソース:佐賀新聞 2017年08月17日 08時15分
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/455623