好調テレビ朝日の社長、報道以外は無関心!? バラエティ・ドラマ現場の士気は「下がりっぱなし」で……

「4月の改編を前に、社内は相当バタバタしていましたよ。角南源五社長は、無類の報道好きですからね。
報道以外の番組に関しては無関心に近いんじゃないでしょうか」(テレビ朝日関係者)

 WBCの野球中継もあって、高視聴率を記録し続けているテレビ朝日。
今後は2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会のアジア最終予選の放送もあり、ますます勢いに乗るかと思いきや、社内の雰囲気はそうでもないらしい。

「今の社長は昨年6月に就任したばかりなのですが、出身が報道畑ということで、そのほかのコンテンツに関しては無頓着のようなんです。
特に『土曜ワイド劇場』を日曜の朝に持ってくるというのは、本当に理解できませんね。
『日曜の朝から上質なドラマを』と言っていましたが、日曜の朝から人が殺されるドラマなんか見たいですかね? 
現場では、ドラマは夜に戻してもらうよう交渉するようです」(番組スタッフ)

 また、テレビ朝日といえば『相棒』や『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』など、ドラマでも他局がうらやむキラーコンテンツを持っているのだが……。

「社長は『相棒』と『ドクターX』だけあればいいんじゃないかと言っているというウワサも出ています。
バラエティも、この春の特番で放送予定だった番組がいくつかお蔵入りになったと聞きました。
そのバラエティ番組にしても報道色が強かったり、タメになるような情報を織り交ぜた番組だと社長に気に入られるともっぱらです。
時事系スタッフが集結していた『みんなの疑問 ニュースなぜ太郎』や『橋下×羽鳥の番組』など、はそのうちゴールデンに進出するんじゃないかといわれています。
それもあってか、報道以外の現場の士気は下がりっぱなしですよ」(同)

 この思い切った舵取りが、吉と出るか凶と出るか──。

http://www.cyzo.com/2017/04/post_32176_entry.html