6月16日(金)、TOHOシネマズ 六本木にて、TVアニメ『血界戦線』全12話一挙オールナイト上映会<Nightow NIGHT:Remix>が開催されました。

 こちらは、6月21日(水)発売のアニメ『血界戦線』Blu-ray BOXの発売を記念してのイベントで、『血界戦線』ファン約500名が集結! 上映に先駆けて、原作の内藤泰弘先生と、チェイン・皇を演じる小林ゆうさんによるトークショーも開催されました。

 ゲストの2人がステージに登壇すると、満員の会場から盛大な拍手が。今回、小林さんが演じるチェインについてのトークが中心となり、大盛り上がり。今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開していきましょう。

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▲左から小林ゆうさん、内藤泰弘氏

『血界戦線』Blu-ray BOX発売記念 全12話一挙オールナイト上映会<Nightow NIGHT:Remix>公式レポート到着!

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 まずは、TVアニメ『血界戦線』を振り返り、小林さんに好きなシーンを尋ねると、「ザップと一緒にいるシーンです。」と答え、ザップの頭の上にチェインが乗っているシーンや、ザップとの掛け合いのシーンなどを挙げつつ、スティーブンへの好意を感じさせるシーンもとても印象的だったと、好きなシーンの話題が止まらない様子。

 内藤先生に「ほぼ全てのシーンですね」と言われ、「全てです。掛け合いが楽しくて、チェインを演じられてとても幸せです。」と笑顔で答えました。

 キャラクター同士のテンポの良い掛け合いは、本作の魅力のひとつですが、内藤先生は、「作品を描く上でのサービスのひとつだと思っています。毎回大変な思いで工夫して描いているので、そこを楽しんでいただけたなら嬉しいです。」と答えました。

 また、チェインをどんな女性として描いているのかという質問に、内藤先生は「自分の好みを全て入れたような女性です。」と答え、「見た目もそうですが、クールで自立した女性で魅力的だと思います。実際にアニメになり、小林さんが声を入れたことで、低めに出るその声がキャラクターにぴったり合っていました。」と語りました。小林さんは、「チェインは同性から見ても素敵な女性。姿も美しく、性格もかっこよくプロフェッショナル。それでいてチャーミングなところもあって……」と、尽きることの無いキャラクターの魅力を語りました。

 また、10月より放送を予定している新シリーズ『血界戦線 & BEYOND』では、コミック6巻に収録されているチェインのエピソード「人狼大作戦(チェイン:ポッシブル)」など、各キャラクターを掘り下げるエピソードが描かれます。

 チェインのエピソードについては、「渾身の汚部屋の描写を頑張ったので、小林さんがどんな風に演じてくれるのか今から楽しみです。」と内藤先生が期待を込めて話しました。

 その汚部屋に入るチェインの姿を、手首の角度まで見事に再現してみせてくれた小林さん。本日のイベントのために、原作コミックを再度読み込んで研究してきたという小林さんに、内藤先生が「声だけでいいんですよ?」と突っ込みが入る一幕も。

 小林さんは「いつか演じさせて頂けることを楽しみにしていたお話です。コミックスを読む時も声をイメージして読んでいました。チェインの魅力を表現できるように頑張りたいと思います。」と、ネクスト・シリーズへの意気込みを語りました。

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