江南市での犯罪は、このヒーローが許さない−。
江南市内で昨年二月から不定期に、米映画のヒーロー「バットマン」が出没している。
十八日には同市布袋小学校の周辺で子どもたちの下校を見守り、防犯を呼び掛けた。

普段は夜の巡回が多いが、この日は同小のスクールガードや、
昼間に空き巣パトロールをしている「布袋シニアボランティアチーム」のメンバーと一緒に出動。
マントを引っ張ったり、ハイタッチしたりと興味津々の子どもたちに「家を出るときは施錠をしてね」などと声を掛けた。

仮面の下は、市内の中年男性。
「防犯の啓発に」と、昨年公開された映画にちなみ、趣味で持っていた衣装で活動している。

当初は不審がられることが多かったが、
最近では出没を聞き付けて会いに来るファンや、写真撮影や握手を求めてくる人もいるという。

「防犯パトロール中」の表示板を必ず手に持っているバットマン。
「この姿を見ることで防犯の啓発になれば」と話している。

出没情報はフェイスブックやツイッター、インスタグラムで発信されている。

写真:子どもたちに防犯を呼び掛けるバットマン
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170519/images/PK2017051802100216_size0.jpg

以下ソース:中日新聞 2017年5月19日
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170519/CK2017051902000058.html