強迫性人格障害について
この人格の基本的な特徴は、
「秩序、ルール、完全主義などにとらわれすぎて、柔軟性や効率性がない」ことです。

▽診断基準(アメリカ精神医学会 DSM-IV)
以下のうち、5つ以上に該当すると、強迫性人格障害の可能性があります。

1 活動の主要点を見失うほどに、細目、規則、一覧表、順序、構成、予定表などにとらわれる。

2 課題の達成を妨げるような完全主義に徹する。

3 娯楽や友人関係を犠牲にしてまで、仕事や作業にのめり込む。

4 道徳や倫理、または価値観に関する事柄に、過度に誠実になり融通が利かない。

5 とくに思い入れがなくても、使い古した、または価値のないものを捨てることができない。

6 他人が自分のやり方に従わない限り、仕事を任せたり、一緒にしたりすることができない。

7 お金に対してケチである。お金は将来に備えて蓄えておくべきものと思っている。

8 堅苦しく、頑固である。