赤旗より

 国賓待遇で訪米中の岸田文雄首相は10日(日本時間11日未明)、首都ワシントンのホワイトハウスでバイデン米大統領との首脳会談に臨み、共同声明を発表しました(11日付既報)。さらに11日(同12日未明)、米議会上下両院合同会議で演説を行いました。
共同声明は、岸田政権が進めてきた軍事費の2倍化=国内総生産(GDP)比2%の引き上げや敵基地攻撃能力の保有などを「歓迎」した上で、
(1)米軍・自衛隊の指揮統制の枠組み強化(2)米英豪の枠組み「AUKUS(オーカス)」への軍事協力(3)武器の共同開発・生産の拡大―など、日米同盟のさらなる強化を明記。
日本共産党の田村智子委員長は11日、国会内で記者会見し、「日米軍事同盟の歴史的大変質に抗議する」とした談話(全文)を発表しました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-04-12/2024041201_01_0.html