つづき
実際は、だいたい2〜3%で運用できています。2001年の運用開始から2021年の第4四半期までの運用実績は、年率3.7%のプラス。累積で約100兆円の黒字です。毎年4.8兆円程度は増えていきますから、赤字は十分に補えます。したがって、積立金を取り崩す必要はないわけです。50年くらいは取り崩さなくていいという試算もあります。
この先、少子化と高齢化がさらに進み、保険料収入が減って、支払う保険料が多くなるといった変化はありうるでしょう。ですが、そうした状況にも対応できるよう、5年ごとに年金制度の見直しを行なっています。
ちなみに、少子高齢化は今後も続いていきますが、人口の多い団塊の世代が75歳を越えると高齢者の数が減ってきます。2045年あたりからは、65歳未満と65歳以上の人口比率はほぼ横ばいになり、安定すると考えられます。
年金制度は人口や経済状況などさまざまな観点から、100年くらい先まで持つように設計されています。ですから、年金の財政が10年〜20年で崩壊するとは考えにくいのです。


自分は専門化じゃないからわからないけど、上記の記事が正しいなら少子高齢化であっても年金等も意外に保つかもしれない。
池上彰の番組でも同じようなことを言っていたな。
でもまあ将来なんてどうなるかわからないからね。

少なくとも国が姨捨山みたいに老人に安楽死を求めるなんて制度はできないと思う。
いま安楽死を許している国でも国内外からの批判や反対は多いし、ましてやそれが姨捨山みたいな理由から「死んでください」みたいな制度を作れるわけがない。
フィクションの世界ではけっこうあるけど現実ではあり得ない。ただ、中には「もう死にたい」という老人も出てくるだろうけど。

長文失礼しました。