東京の特殊詐欺は3913件で過去最悪
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東京)特殊詐欺認知件数、過去最悪 被害総額84億円
八角健太 2019年2月9日03時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM2742R5M27UTIL010.html
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過去5年間の都内の特殊詐欺被害

 東京都内の昨年の特殊詐欺の認知件数は3913件で、2008年(3718件)を上回り過去最悪だったことが分かった。警視庁が8日発表した。
またキャッシュカードを手渡しで詐取する手口が、現金の手渡しを初めて上回った。被害者が多額の現金を引き出す際、金融機関の窓口で詐欺を疑われる例が増えており、警視庁は犯人側が詐欺に気づかれるのを避けようとしているとみている。

 同庁のまとめでは、被害総額も84億5262万円で過去2番目に多かった。
類型別では、息子らを装う「オレオレ詐欺」が2107件で、全体の54%を占めて最多だったが、前年比5件減った一方、有料サイト利用料などの「架空請求詐欺」、医療費などの「還付金詐欺」が前年よりそれぞれ270件、165件増え、数を押し上げた。

 手口別では、キャッシュカードやクレジットカードの手渡しが1402件で、2006年の統計開始以来、初めて現金手渡しの1125件を上回った。
カード詐取は還付金名目が多く、犯人側は電話で暗証番号も聞き出すという。法務省などを装い「訴訟最終告知のお知らせ」と記載したはがきを送りつけ、訴訟取り下げ名目などで現金を詐取する手口も119件(前年は2件)と急増した。