毎日新聞 東京版 令和元年12月1日

コンビニは店員に接客教育を
自営業 末吉貴浩(長崎県南島原市 58歳)

 コンビニで「けい肉の唐揚げをください」と言うと、「え? 何ですかそれ?」と分からないでいる店員。
「とりの肉は『けい肉』とも言うんですよ」と優しく言うと、
店員は「えーっ、違うしー。普通『とり肉』としか言わないしー!」
と大声で返す。名称を知らなかったことはともかく、今、お金を払っている客に対するこの対応。
接客教育がまったくなされていないことにがくぜんとした。
 また、財布から小銭を出そうと手間取っているおばあさんに、
店員が「急いでもらえませんかね!」とつっけんどんに言う。
しかも、精算後のお礼の言葉も口にしなかった。多くの店員が礼儀正しく接客している中、
こんな一部の店員がコンビニのイメージを悪くしてはいないだろうか。
 仕事をただこなすだけではなく、お客様あればこそという謙虚な気持ちを忘れてはならない。
悪質なクレームに対しては毅然とした態度で臨むべきだが、
そのためにもまずはしっかりした接客教育が必要に思う。

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長崎県の島原地方では『けい肉』という呼び方も一般的に使うというならともかく、
そうでないならこの人がモンスター客