「経済制裁は医療倫理に反す」(外岡立人 医師 北海道 74歳)2019年5月31日東京版

国際赤十字は、北朝鮮で人口の40%、1010万人が緊急の食糧支援が必要と発表した。
また数千人の小児、妊婦、乳飲み子を抱えた母親、高齢者、慢性疾患者が飢餓などに直面するとされる。
同国は以前から5歳以下の5人に1人が低栄養で発達障害を起こしており、さらなる食糧危機はその生存を難しくする。

私は小児科医であり、子供の健康危機問題に心が裂かれるような痛みを覚える。
そこには国境はない。

米国や日本など先進国は完全非核化を求め、経済制裁を加えている。
それにより多くの北朝鮮の人々、特に子供や妊婦、高齢者が飢餓のために死ぬことがあるとしたなら、
経済制裁も、爆撃による民間人の殺害と同じではないかと、医師の倫理観から考える。

拉致被害者家族の悲痛な訴えも心を苦しめるが、多くの人の餓死につながると知りながら北朝鮮に
経済制裁を加え続けることは医療倫理上、許されるのか疑問である。

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北朝鮮はGDPの約24%を軍事に使っています。そこには目を瞑るんですか?
その金の一部でも食料に回せば、北朝鮮の人々が飢えることは決してありません。
軍備にGDP比24%も使い、「東京を火の海にする」と言い放ち、ミサイル発射を繰り返している
北朝鮮に食糧支援したり、経済制裁解除をしては、周辺国の人々が北朝鮮のミサイル・爆撃で
殺害されることになり危険です。朝日や外岡の世代は冷戦時代から、北朝鮮の軍事外交政策を支持していて、気持ち悪い。