特定非営利活動法人「アニマルライツセンター」の公式ツイッターで公開された漫画が物議を醸している。

 「アニマルライツセンター」は、「動物虐待、動物からの搾取、動物実験、工場的畜産をなくし、動物との穏やかな共存を目指す」というコンセプトの元、活動している動物愛護団体。
現在、公式サイトなどでは「牛乳を考え直そう」キャンペーンとして、つなぎ飼いをやめるよう酪農団体、乳業メーカーに訴える署名運動も行っている。

 今回問題となっているのは、「アニマルライツセンター」が6月30日にツイッターや公式サイトで公開した「牛乳のひみつ」という漫画。
作者は「ベジ漫画Natsumi」という漫画家のもので、ある女性が朝起きると繋がれた乳牛になってしまっていたというストーリー。
乳牛となった女性は狭いスペースに閉じ込められ、固い床のせいで床ずれができたりなどが描かれており、さらに酪農家に理不尽な理由で殴られたり、日常的な虐待を感じさせる描写も。
その後、人間として改めて目を覚ました女性は、スーパーで牛乳ではなく豆乳を選ぼうとする描写が見られた。