2019年6月13日(木) 朝日新聞名古屋本社 声
隣国語 親しく使える社会に   主婦 原賀智江 (福岡県 44)

 先日、ハンガリー人の友達とおしゃべりしていた時のことです。私が何げなく「ヨーロッパの
人たちは何カ国語も話せる人が多くてすごいですね」と言うと、笑顔で「日本人も中国語と
韓国語は話せるんじゃないの」と返ってきました。

 いやいや日本人は英語は学校で習いますが、実際には日本語しか話せない人が多いと
思います。そう説明すると、友達はものすごく驚いた表情を見せました。

 後から冷静に考えると私たち日本人は、なぜ隣の国の言葉を知らないんだろうと疑問が
湧きました。

 友達の口ぶりでは、ヨーロッパでは隣の国の人と話す機会が多いので、その言葉を話せる
のは普通のようです。目からうろこが落ちたのと同時に、少し恥ずかしい気分になりました。

 これからは、近隣の国の言葉も学校で学べるような開けた国になるといいなぁ、と思いました。

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 基地外と言うよりは素朴な感覚で書かれた投稿かと思います。確かに日本では朝鮮語も
シナ語もほとんど知られていませんね。理由を考え出すといくら書いても書き足りないので
やめますが、日本はヨーロッパと違って隣国と陸続きではない事などが上げられるか。また、
日本はいち早く近代化に成功したため、朝鮮人やシナ人が日本語を学ぶ必要はあっても逆は
無かったのかも知れません。世界最強国家のアメリカでは、やはり国民は外国語が苦手だ、と
言われているように。