8月23日(木)朝日新聞東京版朝刊文化面・「夏の集中講座 ミライ×ヒト」放課後

恋愛と生殖

性交渉 少数派になるかも   作家 村田沙耶香さん

「いのち短し 恋せよ乙女」
大正期に生まれた歌は少女に恋愛を勧めていた。まるで命令するかのように。平成の
今、体外受精、精子提供など科学技術による生殖の選択肢は広がっている。一方、
男女ともに生涯未婚率は上がり、少子化は進む。私たちはこの先も恋をするのだろうか。
想像力を羽ばたかせる作家に未来はどう映るのか。村田沙耶香さんに聞いた。

(続く)