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(続き)

 ――後継を選ぶ知事選は、雄志さんが指名しオール沖縄が支援した玉城デニー氏と
 自民・公明両党が推す佐喜真淳前宜野湾市長の一騎打ち。メディアの情勢調査は
 玉城氏優勢を伝えていましたが。

「知事選は玉城選対の青年局長をやらせていただきました。今年2月の名護市長選では
オール沖縄が推す稲嶺進氏が事前調査で有利だったのに、最後に自民・公明が推す
候補に逆転された。その再来を恐れましたが、今回は自公に名護市長選時の勢いが
なかった」

 ――3代続く保守政治家の家計です。選挙はお手のものでは?

「我が家には『政治は家業ではない』という家訓があり、できるだけ政治から遠ざかる
ように言われていました。父の選挙も母は僕を選挙事務所に行かせたくなかった。
勝手に遊びにいってましたけどね。選挙を手伝ったのは大学時代の那覇市長選が
最初です」

(続く)