7月25日付東京本社版
「青い空」を子どもたちに返して  主婦 御手洗光代(大分県 60)

 米軍普天間飛行場(沖縄県)に隣接する普天間第二小学校では、今も米軍機が近づくたび児童らが校庭から避難しているという。その数3カ月で367回とあった(5月10日本紙)。とても信じられない数字だ。日米両政府が2007年に設定した学校上空を避ける飛行ルートも守られていない。

 同じ日本に生まれ、ただ育つ場所が違うというだけで、なぜ普天間の児童たちは避難を強いられなければいけないのか。それは盛り上がった授業中かもしれない。楽しい給食中、思いっきり遊びたい休み時間かもしれないのだ。

 子どもは平等に教育を受ける権利がある(子どもの権利条約)。なぜ政府は、国の財産でもある子どもたちを真剣に守ろうとしないのか。保護者や教職員はどれほど心配し、憤りを深めているであろう。

 私自身、子どもをもつ親であり教職を経験した者として切望する。普天間の子どもたちが思いっきり遊べるよう、「青い空」を返してあげてほしい。〈子どもたちは、神さまのいちばん美しい贈り物です〉。いま一度マザー・テレサの言葉を心に刻みたい。祈りをもって。

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別に本土の小学校は飛行機が飛んだって避難したりしないわけで、具体的でないリスクを勝手にでっち上げて言いがかりつけてるだけだろう。
雨が降ったら神様に、子供たちに「青い空」を返して、と嘆くのか。