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(続き)

戦争を放棄した憲法を持つ国で、米軍機による事故が繰り返される。

昨年12月13日、普天間飛行場(沖縄県)に隣接する小学校の校庭にヘリコプターの
窓が落下した。今年2月20日に三沢基地(青森県)のF16戦闘機がシジミ漁船が
行き交う小川原湖に燃料タンクを落下、2月27日は嘉手納基地(沖縄県)のF15
戦闘機がアンテナを落とした。

安倍晋三政権は集団的自衛権の行使を一部容認した安全保障法制を成立させ、日米同盟
を強化した。自民党は憲法に「必要な自衛の措置をとることを妨げず」と盛り込み、
限定的な集団的自衛権の範囲に、拡大の余地を与えようとしている。

武力が日本人の幸せを守るのか。のべつ幕なしに事故が起き、生命が脅かされている中、
私にはうそくさく思える。

(終り)