>76歳・無職・倉長秀至====毎日新聞 2018年5月1日 東京 朝刊 みんなの広場

▼黄門様登場を望みたくなる=====(大阪府泉大津市)

 テレビの時代劇「水戸黄門」を楽しみにしている。先の副将軍、水戸光圀公が諸国漫遊し、
旅先で領民を苦しめる悪人を次々に成敗する様子に拍手を送っている。その黄門様の登場を
望みたくなる現在である。

 森友学園への国有地売却を巡る決裁文書の改ざん、加計学園の獣医学部認可を巡る不公正
疑惑、自衛隊の日報隠蔽など問題のオンパレード。森友・加計問題は約1年たっても真相が
未解明である。人の記憶は曖昧だ。しかし、事実を書き留めた文書の存在を軽視するのは
いかがなものか。

 問題発覚後のそれぞれの内部調査も国民の目からすると手ぬるい。第三者委員会や司法に
委ねることを検討すべきではないか。民主主義とかけ離れた独裁政権に傾くように見える現状は
憂慮すべき事態と思う。問題が更に長期化すると国民の信頼はますます低下し、諸外国からも
疑問符をつけられるだろう。

 今、黄門様おわせば、混乱する「政と官」の責任者にどのような裁きを下されるだろうか。

==== https://mainichi.jp/articles/20180501/ddm/005/070/003000c ====

昨日の虎8の上念発言「左巻きの冗談や例えのセンスが面白くない」(大意)の典型ですな。