>生活支援員・酒井美紀子・64歳  < 毎日新聞 2018年1月11日 東京 朝刊 みんなの広場 >

▼自分が「ネット弱者」だと痛感===https://mainichi.jp/articles/20180111/ddm/005/070/006000c

 昨2017年は政治を軸に社会の劣化が一層進んだのではないかと思う。利己的で品位、品格を失った人が増えたようにも感じた。

 個人的には、紛れもなく自分が「ネット弱者」に属していることを痛感した年だった。パソコンやスマホを持たず、ガラケーだけで
暮らす私だが、日ごろは新聞とテレビがあれば不便を感じることはほとんどない。しかし、旅行の宿泊先や航空券を予約する際は、
ネット枠優先の不公平な扱いを受けるため、憤然とさせられる。電話予約したホテルの宿泊費がネット予約なら大幅に安くなる現実にも驚いた。

 今後、ますますこうしたネット弱者切り捨ての流れは加速されていくのだろう。それでも「少々不便なのがちょうどよい」が信条の私は、
今年は辞書や地図帳を片手に、時代遅れのアナログ生活をしぶとく楽しもうと思っている。

 http://www.angel-hino.com/famisapo/FAMY-vol5.pdf ========(東京都日野市)

 ↑ 昔は年頃の娘を自慢気に晒し、今度は自分の時代遅れ自慢…パヨクの自分語りには「とほほ」(死語)である。