>プログラマー http://profile.ameba.jp/ohataya/ 大畑靖夫(熊本県 61才) 

公文書は電子化して永久保存を (2017年6月4日 声 朝日新聞)
 
 森友学園問題では、国有地売却の交渉記録を1年未満で廃棄できるという法令があることに、多くの国民が不可解な思いでいるのではないか。
行政機関の決定に疑義が発生した時、検証に不可欠となる公文書を、そんなにも簡単に捨てていいのか、と。

 紙の文書であれば、保管スペースや管理コストの制約はあると思う。だから一定の文書は「保存期間1年未満」とする規定ができたのだと理解する。
しかし今は電子デバイスの性能が格段に進歩し、記憶容量は十分にある。管理コストも問題ない。もはや大きな書庫はいらないのだ。

 財務省は、関連する電子データも削除したと言っているが、それにどんなメリットがあるのか、情報通信の仕事を生業にしている私には全く理解できない。
職員が作った文書は全て電子データで永久保存するべきだと思う。扱いが恣意的にならないよう、破棄は一切認めるべきではない。

 これは、行政の決定を検証するだけが目的ではない。仕事の記録が永遠に残ることが、公務員の自信と誇りにつながると思うからだ。

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で、お前の会社が「受注」するのか?