>派遣社員・吉澤重信・68歳 団塊世代

加計学園問題、国民は怒りを=毎日新聞 2017年5月28日 東京 朝刊 みんなの広場

 政府の国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)が特区に指定した愛媛県今治市で、
安倍首相の「腹心の友」が理事長を務める学校法人・加計(かけ)学園が獣医学部の来春開設を目指している。

 だが、これまでの経緯に不審な点が多い。また用地(約37億円相当)は市が無償譲渡し、
総事業費192億円のうち最大96億円を市と県が負担するという。森友学園の比ではない。

 地域を限定し規制緩和する国家戦略特区は安倍政権の成長戦略の一つで、トップダウン方式といえる。
岩盤規制を打ち破って成長につなげていく狙いだが、今治市でのこの事業はとても目的にかなっているとは思えない。

 そして、文部科学省の前次官が、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと記した文書は本物と証言した。
まるで加計学園のための特区ではないか。

 疑惑が深まっても説明を尽くそうとしない首相と文科省。そのうち国民は忘れると思っているのだ。

 国民はもっと怒るべきだ。

 =====https://mainichi.jp/articles/20170528/ddm/005/070/005000c

説明されたって理解する気ねえだろ?団塊世代は特に。