>主婦・前田なつ美・37才 就職氷河期(岡山市北区)

権力に批判的な視線を=みんなの広場 毎日新聞 2017年5月24日 東京 朝刊

 日々の家事をこなしながら、さまざまな情報番組を見ている。

 最近、権力側を擁護するコメンテーターや政治評論家がほとんどのように感じている。

 小学校開設をめぐる森友学園問題や学部開設をめぐる加計学園問題をさまつな事柄のように
受け止めさせる方向に誘導したいのか、
あるいは我々国民に理解力がないからと見下しているのか、政権側の言い分を伝えるだけの
いいかげんな解説は非常に不愉快だ。

 この人たちは官邸から接待でも受け、出演させているテレビ局も権力側にくみしているのか、
との疑念がわく一方だ。

 民主主義社会においてメディアは権力のチェック機関であり、両者の癒着は独裁への道を進むことになる
と書物で読んだことがある。

 どんな事柄であっても、メディアは権力側に批判的な視線を忘れてほしくない。
それがひいては今後の子供たちの時代を守ることにつながる。

 日々成長していく子供たちを見ながら、そう思う。

====https://mainichi.jp/articles/20170524/ddm/005/070/002000c

今までがバランスが悪すぎたんだよ。バカ。