>年金生活者・治部康利・96才(大阪市淀川区)

「おごり」の安倍政権 退陣を=みんなの広場 毎日新聞 2017年5月5日 東京 朝刊

 東日本大震災に関する相次ぐ暴言で今村雅弘前復興相が大臣職を辞任した。福島原発の自主避難は「本人の責任」
「まだ東北で良かった」などと被災者の傷口に塩を塗り込むような許されざる発言である。

 大臣、政務官らの相次ぐ失言や不祥事に対し、「政権の緩み」という批判がある。
しかし、私は「政権のおごり」が背景にあると思う。世論の内閣支持率が高いと判断し、それに安座しているのだ。
安全保障関連法制定や高齢者の暮らしを直撃する年金減額を強行し、今は「共謀罪」づくりの強行である。

 選挙で国会の議席を多数得たことから、おごりが生まれたのだ。
安倍晋三首相は「任命責任は私にある。国民に心からおわびを申し上げる」と陳謝したというが、おごりの“源”は
安倍首相だと思う。そもそも憲法をないがしろにする安倍首相は憲法尊重擁護義務をなんと心得ているのだろう。

 謝ってすむ話ではなく、安倍政権はきっぱり退陣すべきではないか。

==== https://mainichi.jp/articles/20170505/ddm/005/070/007000c

お前が「退陣」しなさい。96歳。