【電通からメディア支配を学ぶ中国】

「電通・中国広告人材育成基金プロジェクト」は、中国の広告教育の発展と日中友好に寄与すること
を目的に、中国教育部(日本の文部科学省に相当)をパートナーに実施している支援活動です。2009年は「中国広告人材
育成セミナー」、「研修員招聘プログラム」、「電通学生広告講座」を実施しました。第4回となる「中国広告人材育成
セミナー」は2009年9月に福建省厦門(アモイ)市で開催され、中国全土170以上の大学から広告教員約500人が参加。講師
は中国の研究者と電通社員が務め、デジタル時代の広告教育と広告ビジネスのあり方や課題についてレクチャーしました
。中国教育部からは「社会的責任を果たす模範的なグローバル企業」として、感謝状が贈呈されました。「研修員招聘プ
ログラム」は、中国全土の大学から優秀な広告教員を選抜して電通本社で3カ月間研修を行うものです。電通社員が講師
となり、最新の広告理論と広告実務の講習だけでなく、日本の社会や文化も体験することのできるプログラムとなっています。「電通学生広告講座」は、教員のみならず、学生も直接プロジェクトの恩恵が享受できるようにすることを目的と
しています。2009年は広州市で実施され、10大学から400人あまりの学生が参加しました。