下記をダメだしに投稿します。↓

本日、2/6のB案グランプリと題した放送で山田元農相がゲストとして出てきたところを見て、
やはり、この番組はバランス感覚を欠いた従米の番組なんだなと強く思いました。
中田さんや三宅さん、辛坊さんなどアメリカが大好きなら、それで結構なんですが、
日米問題のTPPなどを議論する際には、賛成派、反対派を公平に揃えて、議論を行うべきです。
そして今回も、強く思いましたが、辛坊氏は、ゲストに対して失礼すぎると思います。
パネラーなら、まだ、分かりますが、ゲストに来た人の話を遮ってまで自分の主張を持ち出し、
そして、山田元農相に対して、「寝ぼけた事、言わないで」と暴言を吐いていた。

また、この番組に限らず、なぜTPP参加の問題になると農業改革の問題が、
最大の問題として出てくるんでしょうか。
そして、非常に奇妙だと思ったのが、山田元農相の回のB案のテーマが、TPP参加に反対か賛成かではなく、
「農業改革」となっていた事です。
そして、番組より製作されたVTRでは、TPP参加によって、「輸出増大」「雇用増大」となっていましたが、
これは、アメリカの事を言ってるのかと疑ってしまいました。
日本は、アメリカからの輸入増大で、失業者増になり、そして、安価な製品が入ってくる事により益々デフレが深刻化する事が
予想されます。
TPPはアメリカと日本だけで参加国のGDPの9割を占めます。すなわち日本の輸出先の大部分はアメリカになります。
貿易赤字を減らしたいアメリカへどのようにして輸出を増やすのか。また、アメリカの主要品目の関税は、トラック以外は低く、
関税率が無くなったとしても円高分で相殺され輸入増につながるとは考えづらい。
TPP参加するか否かを議論するのに、論点を農業問題に意図的にすり替えているこの番組と、
アメリカの関税率を説明する際に例外的に高いトラック(25%)を引き合いに出していた三宅氏に悪意を感じました。