ちょっと解りにくかったでしょうか・・・。

私がみなさまに申し上げたいのは、「福島第一原発どうも設計ミスの感が否めない」ということです。

まず、原子炉が緊急停止した場合に、

   水素が必ず発生する
       ↓
   水素が発生し、建物に貯まると、水素爆発が起こる
       ↓
   水素爆発が起こると、建物や配管はもとより、
   原子炉にも損傷を与える
       ↓
   水素爆発により、原子炉に損傷を与えると、
   放射性物質を大量に大気中に拡散してしまう
       ↓
   放射性物質を大量に大気中に拡散してしまうと、
   それは、日本だけの問題ではなく、
   これは『人類の問題』である

ということは、関係者であれば予見できたはずですね。

であるならば、緊急停止時に電源が落ちると同時に、電磁弁が開き圧力が制御棒を押し上げる仕組みと同様に、
この前のような、緊急停止時に建物の外壁が開き、発生する水素を外に出すという仕組みが、
必要不可欠ではなかったのか、ということになる。

そのような設計がなされていれば、今現在のような「最悪の事態」は避けられたはずです。

まだ日本では、原子力発電を続けるのでしょうから、みんなで少し考えてみましょうよ。