『血風ペリリュー島』(1981年)で該当する部分は、
サンケイ新聞記者の住田良能記者が1978年にサンケイ新聞の茨城県版で企画連載した
「ペリリュー島78」を収録した部分に記載されている。

“犠牲の大きい戦いだっただけに、米軍にとって、勝利はひときわ印象深かった。
戦後太平洋方面最高司令官だったニミッツ提督は
「制空、制海権を手中にした米軍が、一万余の死傷者を出して
ペリリューを占領したことは、いまもって大きなナゾである」と述べ、

また米軍公刊戦史は
「旅人よ、日本の国を過ぐることあれば伝えよかし、
ペリリュー島日本守備隊は、祖国のために全員忠実に戦死せりと」
と讃えた。”
– 1981年「血風ペリリュー島」P258における1978年住田記者の記事