M1 Macの“RAM 8GB”は99%足りない(実例アリ)
https://mupon.net/mac-apple-m1-8gb-ram/

Apple幹部「ARM Macはスゴいからメモリ8GBでも問題ないよ!」

 ↓現実
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YouTubeチャンネルMax Techは、1つは8GB、もう1つは16GBのRAMを搭載した2つの14インチM3 MacBook Pro(RAM以外の条件は同じ)を比較検証している。

今回の検証は、実作業のもとでの使用環境を再現し、テストしたものだ。その結果は、中程度の作業負荷と重い作業負荷の両方で、RAMを増やしたことで大幅なパフォーマンスの向上を確認している。

8GBモデルでは、CPUベンチマークアプリ「Cinebench」で11%ものおくれを取ることに。Photoshopでの画像結合や、Final CutとAdobe Lightroom Classicでの書き出しを完了するのに数分長くかかっている。

これらのテストは、まず他に何も起動していない状態で実行。さらに、実世界でよくあるマルチタスク環境を再現するため、ブラウザで何枚もタブを開き、YouTubeビデオ、スプレッドシート、電子メールなどをバックグラウンドで開いた状態で繰り返されている。

こうした状況ではRAMが不足しがちとなり、8GB版はSSDスワップ(仮想メモリ)に依存するようになる。その結果、予想通り2台のマシンの性能差はさらに広がり、8GBモデルの反応が全般的に低下。動画には映っていないが、8GB版でBlenderのレンダリングとFinal Cutの書き出し中にクラッシュしたことも報告している。

特筆すべきは、16GB版ではBlenderのレイトレーシングのアクセラレーションが利用できたが、8GBのMacBook Proではオプションがそもそも表示されないことだ。残りメモリの減少により、GPUコアの特定機能を使えなくなっていることが示唆されている。

今回のテストは、14インチM3 MacBook Proの購入を検討している人の頭を悩ませるだろう。ベースの8GBではM3チップの性能に支障をきたしかねないが、購入時に16GBや24GBを選べば2万8000円/5万6000円も価格が跳ね上がる。そしてMシリーズチップ搭載マシンは、ユニファイドメモリ・アーキテク