本田美奈子.さん甦る 病床で遺した歌声をCD化

www.nikkansports.com/m/entertainment/news/1549735_m.html?mode=all

 05年に38歳の若さで白血病のため亡くなった本田美奈子.さんが病床で遺したアカペラ曲に、新たに演奏を付けたCDアルバム「AGAIN」が発表されることが7日、分かった。
日本コロムビアから11月4日に発売される。

 本田さんは05年1月に都内の病院に入院した。半年後、同じ病院に作詞家岩谷時子さんが大腿(だいたい)骨などの骨折で入院してきた。
以前から岩谷さんを母のように慕ってきた本田さんは、無菌室から出られなかったが、歩けず病室から出られない岩谷さんとボイスレコーダー(音声記録装置)を介して交流。
岩谷さんを励まそうと病室で合計32曲を歌った。

 今回のアルバムには、歌声が引き立つピアノの演奏音を加えた11曲が収録される。未発表となっている9曲の中からは「Impressions」が収録される。
96年シングル「Shining eyes」のカップリング曲で「ルー、ルールルー」と声を楽器のように使うスキャットが印象的。ファンの間で隠れた名曲といわれている。