これはあるclosedのサイトでの長編無言劇の感想の一つです。「陽子の結婚」も同じように
とても美しく仕上げらているね。やはり志村の同じ想いが込められているのだろうか。

>全編を通して志村のいしのに対する深くて大きな愛を感じた。いしのの美しさに対する
>最大限の敬意と普段コントでそれを冒涜している事への懺悔を込めて
>とても美しい顔のアップがちりばめられていて時に和装もまじえて最後のシーンまで
>とても美しく仕上げている。

>志村は一週間に何本ものレギュラー番組をかかえそれらのスタッフ達との夜の付き合い
>更に時間に追われながら新作コントの創作と家庭をかえりみる事が出来ない生活が
>続いていた。家庭を持つと必ずや女性を悲しませる結果になると潜在意識の中に
>確信していたふしがある。たとえ相手が大好きないしのであってもだ。
>相手を大切に思えば思うほどなおさら一緒になってはいけないというアンビバレントな
>葛藤をかかえていた様に思う。それを完全に払しょくするため悲劇的なストーリー展開とし
>愛する妻と子を失い破滅するまで自身の不埒な行動に気付かない愚かな主人公に
>志村自身を重ね合わせ客観的に俯瞰し自分を納得させようとしたのかも知れない。
>いしののためにいしのを諦めろと・・・しかしそれには15年という歳月を要す事となった。
>それほど好きだったんだろうね。やはり志村の正妻はいしのだったと今更ながらに思う。
>RIP志村けん。