笹が道場ブログで、大東亜戦争末期にソ連が
日本に対して行った蛮行について書いている。
もちろんそれは事実だし、多くの人々に知られるべきである。
ところが笹は同じ回で、皇統男系維持派まで攻撃している。

>男系男子しか天皇になれないなどと
>エセ伝統をまき散らす男系原理主義者の声も、
>安定的な皇位継承を極めて危うくしている。
>それは死者たちが守り続けてきた「この国のかたち」を破壊するに等しい。

「初代天皇の男系子孫だけしか皇位を継承してはならない。」
これはエセ伝統ではない。それどころか、皇位継承の原則である。
それに、現在、皇位継承の危機が発生しているのは、
昭和22年にGHQが強要してきた、伏見宮系皇族の皇籍離脱がきっかけであった。
それがなければ、伏見宮系の方々のいくらかは現在も皇室に残っていただろう。

最後に笹に言っておく。戦没者の中には、
皇位継承の仕組みに詳しかった人も、そうではなかった人もいただろう。
戦没者の中で、皇位継承の具体的な考えを
生前に残していた人がいたのならともかく、
愛子天皇・女系天皇容認を、戦没者の総意のように語ることはやめておけ。