コロナ論2読みました。初出のみ立ち読みで。
まず前書きで「これほど長く続くと思はなかった」と書かれていますので、
それまでの考察は誤りであったわけです。
10月23日時点で、と死者千6百人台が書かれていました。
それから今年中に倍にもなるなどとは「予言」させれていませんでした。
この時点でも「ウイルスを全て解明した」はウソだったわけです。
千6百人台を「千ちょっと」と書くのもいかがなものかと思いました。
まあ13万人を超えているときにも6万人ぐらいと言ってたぐらいですから、
先のことどころか現状把握もできていません。

マスクについては「マスクをしているときの方が感染者が多い」というデータを示されていました。
感染者が多い時の方がマスクをするので当然です。
去年の夏と今とどちらがマスクをしていてどちらがコロナ感染者数が多かったのか、ってことねw
わざわざデータを示されるまでもなくわかってますけど?
データを都合よく解釈しますよね。データにはご主張とは別の原因も存在するのですよ。
スペイン風邪の時の日本人の方が立派だったそうです。
その挿絵が昔の人たちみんなマスクしてますけど??

スウェーデンの話はイギリスとの比較のグラフを「5月までの分で」載せていました。
姑息なのか、アップデートしていないのか。

最終頁は「日本人が百万二百万死んでも」人類の進化につながると思えば「たいしたことない」、
といったことが書かれてありました。
なら「インフルより雑魚」も「日本では弱毒ウイルス」も
(ここでの弱毒っていう書き方もいかがなものかと思いますが)
関係ないですね。
「インフルまでいかないなら」などと言わず、日本人百万二百万死んでも
と言い続けられれば良いじゃないですか。
世間に迎合して自説を曲げているか、信者用に今後感染が拡大した時のための保険なのか、
いずれにしても姑息であることだけは確かです。
ウイルス干渉に関してはで書いたとおりです。