思うに。

小林は福島事故の際、「原発は危険、怖い!」という世論に乗っかろうとして『脱原発論』を書き、
その科学的なデタラメさをAmazonレビュワーに突っ込まれて完膚なきまでに論破され、大恥をかいた。
実際には福島事故による放射能漏洩なんて、一般市民にとってはほぼ無害なレベルでしかなかっのだ。

そこで今回は、「新型コロナは危険、怖い!」という世論に乗ろうとはせず、敢えて逆張りを試みたのだろう。
「新型コロナなんて危険でないし怖くない!」と書けばきっと当たるだろう、と。
ところがどっこい、今回の「オオカミが来たぞ!」は本物で、新コロはマジでやばいウイルスだった。

結果、小林の賭けは完全に裏目に出たわけだ。
もはや、勝負師としての勘もすっかり鈍ったということだろう。
まあそもそも、出版社が科学的な考証能力のある編集を付けろや、って話なんだが。