>>808
>実はゴー宣初期から割とギャグそのものは時代遅れな感はあった

ゴー宣初期の90年代前半のギャグは吉田戦車のような不条理系のギャグも台頭してきてて、小林は明らかに古かったね。
90年代半ばになってマサルさんや稲中といったギャグ漫画の転換期になるような作品が出てきてギャグ漫画家としての小林よしのりは過去の人になった。
ゴー宣一本に絞らず、コロコロで小学生相手の漫画なり、青年誌で戦い続けて感性を時代に合わせて変えていればもしかしたら何とかなったかもしれないが。

「次元冒険記」はキライじゃなかったが、カナモリほかよしりん企画のメンツがキャラクターとして当たり前に登場し、
ゴー宣を読んでいると面白いのが前提でメタ要素が強くて、楽屋ネタな感じがした。
ゴー宣未読のヤンマガ読者がどこまで面白いと感じるかは怪しかったが、大して売れなかったのでまあ面白いと感じてはもらえんかったのだろうな。
「私たち普通の日本人」は連載途中で投げ出すという、小林自身も黒歴史級の最低レベルの漫画。
ゴー宣ファンからの投稿を集めた「ゴーマニスト大パーティー」にもつまらないと書かれる始末。

あの頃の小林はファンからの批判にも耐える度量や余裕があったが、売れなくなってからは焦りもあるのか、称賛のみを貪欲に取り入れるようになった。
不特定多数を相手にする作家様がこの体たらくではもう終わりだね。売れない演歌歌手のドサ回りのような手法で食いつなぐザマだしな。